LSC関西 第九を歌う会 第30回 サントリー1万人の第九で熱唱そして感動!!

平成24年12月2日(日) 大阪城ホールにて 15時〜17時45分

興奮冷めやらぬ合唱終了後歓喜に乾杯!!
当日は、雨が降っており会場前での撮影は出来ませんでした。
LSC会員8名と南国の会、さらに本村さんの友人の方で合同打ち上げでした。

第30回一万人の第九に参加して
平成24年12月2日、大阪城ホールで開催され、30回目の節目に参加する事が出来何時もの素晴らしい感動を体験出来た1日でした。
 総監督、指揮は1999年から引き継ぎました佐渡裕、第九のソリストはソプラノ:横山恵子 メゾソプラノ;谷口睦美、テノール:西村悟 バリトン;キュウ・ウォン・ハンでした。
 佐渡さんの回顧談にコーラスが400人しか集まらかった話が有りましたが30回を迎える今から考えると隔世の感がしますね。今年はLSCの会員も落選の憂き目を味わった人々の数は多かった様に聞いてます。その方々の分も今回の参加メンバー(7名)は唱われた事と思います。都合20回も参加して来た知人の話ですが上から男性群を見ると昔は結構若者多く、今は頭の地肌が見える人の割合が圧倒的に増えてるとのことでした。仕方が有りませんね!
 第九交響曲はシラーの詩から数箇所引用して「全ての人々は皆兄弟になる」をこの交響曲のメインテーマとしてベートーヴェンが交響曲の大金字塔を作り上げたその凄さは素人ながら音楽製造の現場に参画させてもらって初めて心底から体感出来る様に思います。
 シラーの詩を基にシューベルトを始め数十人の作曲家が曲を作ってるとの事ですがベートヴェン以外はビールジョッキを片手に酔い歌う為の詩と受け取られていた様です。
それは兎も角、一万人の素人合唱団を編成して年の節目に崇高な先述のテーマを声高らかに合唱と協奏するこの演奏会をベートーヴェンが見たら涙を流して歓喜する事でしょう!
この演奏会を発案した山本直純氏は凄い、又引継いで類まれな音楽会に育て上げ継続させている佐渡裕マエストロに感服! オクターブ急上昇したり、酷な程高い音程を歌わされ素人の私には大変ですが、無理せず、楽しく参加し感動をもらって最高な年末の音楽体験でした。
 もう一つの楽しみはゲストコンサートです。今年は森山良子さんと盲目の世界的天才ピアニスト辻井伸行さんの素晴らしいコンサートでした。森山さんは自身作曲の家族写真。バックッコーラスは合唱団が受け持ち、森山さんの素晴らしい歌唱力でしみじみと味わいました。 辻井さんは難曲のラフマニノフ作曲ピアノ協奏曲第2番の3楽章を流麗に、又は力強く玉のように磨かれた一音、一音に感動しました。
 最後に予想もしなかった槇原敬之さんが突然現れ「世界で一つだけの花」を参加者全員で歌い、踊り大変な盛り上がりでした。 尚、東北の会場には3年連続出場の平原綾香さんが参加して2元中継を盛り上げました。
 素晴らしい興奮を静めるような雨の中、近くのビヤホール・LIONで乾杯し、夏からの練習の疲れと、素晴らしい歓喜を分かち合いました。                             レポート 村上信

会場の模様 ポスター

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