能登地震応援ボランティア(和倉温泉宿泊)に行ってきました 神原克收 07-4-13 |
||||||||
能登地震被災地住民激励のため、一風変わったボランティア活動で能登へ行ってきましたのでご報告致します。 訪 問 日 : 4月11日〜12日 参 加 者 : 常田壽彦、末兼郁二、神原克收、神原ヨシ子、前川夫人(会員外)の5名 義捐ご協力者: 天野嘉太郎、太田富秀、神原克收、神原ヨシ子、佐々幹夫、須賀敬三、末兼郁二、住岡田恭次・洋子、 常田壽彦、廣田良夫、山田修司 訪 問 地 : 激震地の輪島市門前町〜和倉温泉 □ ボランティアの趣旨 ・ 現地ボランティア受入れ責任者(岡本氏)にボランティアの申し入れをしたところ「力仕事が出来ない高齢者に来てもらっても、 却って足手まといになる。本当にボランティアの意思があるなら、風評被害で困っている和倉温泉に泊りに行って欲しい。そ れが最大のボランティアです。」とのこと。 □ 現地を見ての感想 ・ 地震発生から20日近く経ち、倒壊家屋の撤去はかなり進んでいるものの、現在撤去作業中のもの、未だ手付かずで放置され ているものも数多く残されていて、惨状は涙なしには見られない。 ・ 倒壊はしていないものの、家が傾いたり、大きな亀裂が入っていたりで、立ち入りが出来ず、放置されている家屋も多い。 ・ 店のガラスが割れ、修理出来ないので止むを得ずシャッターを下ろしているが、それでも懸命に頑張って営業しているお店 や、応急修理だけで営業に漕ぎ着けたお店もあり、現地の「自力での復興」に取り組む姿勢には心を打たれるものがある。 ・ 一方被害がそれほど酷くはなかった和倉温泉では、最大手の「加賀屋」以外は全ての旅館が営業を再開している。しかし延 べ5万人のキャンセルが出て、所謂「風評被害」が地震災害に追い討ちをかけ、我々が宿泊した日も閑散としていて同情を禁 じ得なかった。 □ 皆さんへのご提案 ・ 従来日本人には被害を受けて困っている人たちの手前、温泉旅行 や宴会は「顰蹙もの」という心情が強い。しかし、現地の 方々は被 災した上更に宴会自粛、温泉旅行自粛で二重に被害を受けてい る。 こういう時こそ被災地に出向いて1円でも多くお金を使って上げることが、現地を励ます最大のボランティアになると考えるべきではないでしょうか? ・ 機会があれば、いや機会を作って是非能登へ出向いて「消費」に よる応援をしようではありませんか。 (文責:神原克收) |
||||||||
末兼さんスナップより | ||||||||
願いを込めた復興瓦の寄進 |
星野・門前区長とお話する神原さん |
「危険」赤紙の貼られた倒壊家屋 |
||||||
総持寺祖院この門前町の被害が大きかった |
門前区長・星野さんの経営する手仕事屋の前で |
こんなお店やお家が地区に集中していた |