秋の散策会

               2003年10月23日田中会員報告

                         

私たち夫婦は10月15日朝 昨日雨で順延になった散策会に出席すべく京都に向かった。京都駅始発の比叡山行きのバスが9:58分烏丸の停留所に来たので私たち兵庫組4人乗り込む。結果バスの中で今日の散策会の出席全メンバーが揃ったのである。(参加者常田夫妻、内藤夫妻、広田夫妻、田中夫妻、荒田、塩原、杉本、須賀、中村、三好各氏の14名)バスの中では今日の天候を心配しながら比叡山まで登ること1時間。ようやくにして比叡山の頂上にあるーデンミュージアム比叡に到着。

皆さんの常日頃の行いがよろしいのだろか?頂上に上がると 心配していた天候もかなり回復し青空が現れてきた。下界を見渡せば東側には青い琵琶湖を取り巻く大津市街や近江大橋などくっきり見えるではないか。そのまたその先には近江富士が小さく見えた。また西方はどこまでも緑の森が続き、おそらくその果ては若狭湾まで続くはずである皆さんの常日頃の行いがよろしいのだろか?頂上に上がると 心配していた天候もかなり回復し青空が現れてきた。

下界を見渡せば、東側には青い琵琶湖を取り巻く大津市街や、近江大橋などがクッキリと見えるではないか。そのまた先には近江富士が小さく見えた。また西方は何処までも緑の森が続き、おそらくその果ては若狭湾まで続くはずである。

南に目を転ずれば山間から京都市内が遠望でき、北方には比良山に続く山並みが北のほうに連なっていた,頂上の850mの高さまで上ってくると眺望もいいが、それ以上に空気も下界とはガラリと代わり清々しい透明感にあふれている。そんな山頂に今日の目的地のガーデンミュージアム比叡はあった。

園内には60kgもあるような大きなカボチャがいたるところにゴロゴロと観賞用だろうが転がっていたのが印象的である。園内に花と花との間に陶板で出来た西欧の印象派の画家達(モネ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌ)の作品を模した展示物が各所に置かれ、さながら屋外の画廊といった感じのガーデンになっている。

こんな青空の下での画廊は初めての経験でこれはこれで 良しである。

昼食を頂上の展望台の1階でゆっくりといただいてから、午後2時過ぎ皆で今度は女性の案内人にしたがい園内の説明を聞く。しかし沢山ある花たちの多さとその名を覚えきらない自分にもどかしさをかんじた。

延暦寺

その後せっかくここまで来たのだからと延暦寺を訪れる。頂上から10分ほどバスで降りたところに延暦寺はあり、その中の数ある緒堂の中の大講堂と根本中堂を参拝する。

参拝中会いしたお坊さんに尋ねたところこの延暦寺は今から400年前織田信長に一部を残し全山焼かれ、その後江戸時代にかけて再建されたのが現在の延暦寺だそうである。

大きい杉木立の間に建立されているそれらの堂はいずれも江戸の初期徳川家光に再建され現在国宝に指定され保護されている。

ここから現存する仏教の諸派(日蓮宗、浄土真宗、等ほとんどの宗派)の開祖たちが巣立っていったことを考えるとこの延暦寺はお寺の中のお寺といった感が深い。そのほか歴史との絡みでは中世の僧兵や義経や弁慶などもここを基点とした京都の出入りのことを考えると、何かしらその辺の杉木たちの中から今にでも弁慶が飛び出してきそうな錯覚に陥りそうであった。

参拝を4時半に切り上げバスで京都四条河原町に着いたのは5時半。その後近くの中国飯店で皆さん11名の方が食事懇談会に行かれたが、私たち夫婦は欠席する。

以上10月15日関西LSCの散策会は天気にも恵まれ、日本仏教の原点の1つでもある比叡山での1日を楽しく過ごせました。これはひとえに常田さんのお世話によるものでした。参加者の皆様に代わり常田さんに一言お礼を述べさせていただきます。
                   以上
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