秋の散策会 | |||||||
2003年10月23日田中会員報告
私たち夫婦は10月15日朝 昨日雨で順延になった散策会に出席すべく京都に向かった。
下界を見渡せば、東側には青い琵琶湖を取り巻く大津市街や、近江大橋などがクッキリと見えるではないか。そのまた先には近江富士が小さく見えた。また西方は何処までも緑の森が続き、おそらくその果ては若狭湾まで続くはずである。 園内には60kgもあるような大きなカボチャがいたるところにゴロゴロと観賞用だろうが転がっていたのが印象的である。園内に花と花との間に陶板で出来た西欧の印象派の画家達(モネ、ゴッホ、ルノワール、セザンヌ)の作品を模した展示物が各所に置かれ、さながら屋外の画廊といった感じのガーデンになっている。 昼食を頂上の展望台の1階でゆっくりといただいてから、午後2時過ぎ皆で今度は女性の案内人にしたがい園内の説明を聞く。しかし沢山ある花たちの多さとその名を覚えきらない自分にもどかしさをかんじた。
延暦寺
大きい杉木立の間に建立されているそれらの堂はいずれも江戸の初期徳川家光に再建され現在国宝に指定され保護されている。 ここから現存する仏教の諸派(日蓮宗、浄土真宗、等ほとんどの宗派)の開祖たちが巣立っていったことを考えるとこの延暦寺はお寺の中のお寺といった感が深い。そのほか歴史との絡みでは中世の僧兵や義経や弁慶などもここを基点とした京都の出入りのことを考えると、何かしらその辺の杉木たちの中から今にでも弁慶が飛び出してきそうな錯覚に陥りそうであった。 参拝を4時半に切り上げバスで京都四条河原町に着いたのは5時半。その後近くの中国飯店で皆さん11名の方が食事懇談会に行かれたが、私たち夫婦は欠席する。 以上10月15日関西LSCの散策会は天気にも恵まれ、日本仏教の原点の1つでもある比叡山での1日を楽しく過ごせました。これはひとえに常田さんのお世話によるものでした。参加者の皆様に代わり常田さんに一言お礼を述べさせていただきます。 |