LSC 関西支部  活動企画

        南国土佐の“よさこい祭り”

                             2007−8−10

                                              レポート 天野嘉太郎


四国 香川県在住の八田 忠会員のお世話で第54回“よさこい祭り”に参加いたしました。当初 東京・広島・大阪などから10組の参加申込みがあったようですが、八田さんのご尽力にも係わらず高知市内に宿泊先が確保できず、最終的には4人の参加でした。

なにせ 県内外から189チーム・21,000人の踊り子が大挙して宿泊先を占拠したものですから、致し方が無く我々は八田さん地元のホテルから日帰りで祭りを楽しんできました。

高知駅に16:30頃到着。昔懐かしい路面電車で「はりまや橋」で下車。先ずは祭りの前の腹ごしらえと八田さんが昔良く通っていた土佐料理旅館 “得月楼(とくげつろう)”に向かう。

宮尾登美子の小説『ようき楼』の舞台となった老舗料亭です。創業も明治初年と聞きました。通されたのは、大きな庭に面した落ち着いた部屋でした。


早速 大きなお皿に盛り付けされた「皿鉢料理」を肴に辛口のお酒で舌鼓を打ちました。

得月楼の玄関 左から 八田さん 山田さん親子 天野さん
皿鉢料理 一皿に握り寿司、さば寿司、稲荷すし
貝類、パイナップル等が盛り付けられていた。
カツオのたたき(切り身が太く美味)、金目鯛、真鯛
烏賊、マグロなど海の幸がてんこ盛り。

 食後 街に繰り出して祭り見物。夜になると主な商店街が会場となって、民謡「よさこい節」を思い思いにアレンジした曲に合わせて、色鮮やかな衣装をまとった踊り子(老若男女)達が元気に踊っていた。

少しお神酒の入った我々も地元との交流に一肌。

 お世話になった八田さんの「気配り」には脱帽。高知行きの列車座席も天下の奇勝「大歩危・小歩危」が良く見える左側を事前に押さえていただいたり、ホテルも通常の3割り引きを交渉していただいたりして、事前の準備が大変だったと思います。

その八田さんに翌日 地元香川県宇多津町と坂出市をご案内いただきました。

宇多津は300年の歴史と日本一
の生産量を誇っていた。
今も昔ながらの入浜式で塩つくり
を後世に伝えている。
釜屋のある建物で製造された塩は
お土産に売られている。
着想から100年も掛った瀬戸大橋
鳴門大橋、明石大橋とも雄大。
偶然 パシフィック ビーナス
(26518トン)が通り パチリ!
八十蘇場の清水。800年の昔、崇徳
上皇のご尊体をこの霊水で損腐を
防いだ聖地と言われている。

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