東北の旅
2008年10月24日〜11月4日
神原克收
                                     1.東北の紅葉
10月24日から11月4日の12日間東北へ紅葉狩りに行きましたので、そのご報告を5回に分けてお送りします。
盛岡の及川会員からのお誘いで、関西から井藤さんご夫妻と神原夫婦が参加しました。
及川さんには大変お世話になり、この場をお借りしてお礼申し上げます。     神原克收

1東北の紅葉

 今回の東北旅行は盛岡在住の及川会員のお誘いで、井藤・神原両夫婦が参加した。この旅行の最大の目的は紅葉である。時期が10月末〜11月初旬ということで紅葉には遅いと覚悟していたが、案に相違して素晴らし紅葉を堪能することが出来た。同じ東北でも十和田湖や八幡平などの高地もあれば盛岡市内や陸中海岸のような低地もある。従って10月初旬から12月上旬までどこかで紅葉を楽しむことが出来る。

 10月も下旬になると高地では雪になる。山の中腹で紅葉を楽しみ、頂上付近では雪景色も楽しめる。そこに鄙びた温泉がどこにでもある。何とも贅沢な旅行ではある。

 それでは素晴らしい紅葉を写真でご堪能あれ。














2. 温泉

 東北の魅力は豊かな自然、美味しい魚・野菜・果物、それに温泉も欠かせない。温泉は至る所にあり、どこでも500円くらいで楽しめるのでノンビリ旅行にはうってつけの贅沢である。

しかも都会地のスーパー銭湯や観光地の温泉街とは違って鄙びた風情があり、心豊かな時間が流れてゆく。露天風呂から眺める紅葉は日本ならではの贅沢であろう。

今回は盛岡近郊の網張温泉、八幡平中腹の松川温泉、十和田湖温泉、鳴子温泉、蔵王温泉などで寛ぐことが出来た。

盛岡近辺には繋温泉、玉川温泉、花巻温泉、湯田温泉、鉛温泉、鶯宿温泉など目白押しで、次回は新緑の季節に温泉+新緑+ハイキングに絞っての再訪を楽しみにしている。

3.盛岡について

 盛岡は30万都市で、市内に3本の川が流れ、市内のどこからでも見える岩手山を擁し、こじんまりと纏まったきれいな街である。石川啄木、宮沢賢治、原敬、金田一京介、などの人物を輩出するなど、文化の香り高い土地でもある。

 興味深いところは幾つかあるが、最も印象深いのは「朝市」である。近隣の農家の人が収穫物を持ち込んで販売している。新鮮なことは当然として、値段の安いこと!安いこと!

 リンゴ、洋ナシ(ラ・フランス)などの果物、ダイコンやネギなどの野菜、餅やお菓子など関西の半分近い値段で、二人の主婦は何を見ても感嘆の声を上げっぱなし。時間の制約もあって存分に楽しむことは出来なかったが、次回の訪問の大きな楽しみが出来たことは間違いない。

 序でながら「余市」というのもある。規模・価格とも「朝市」ほどの感激はないが、それでも楽しい場であることに違いはない。ただ、開くのは毎週土曜日の15時〜18時半までで、毎日開く朝市ほど便利ではない。

 詳しい報告は省略するが、盛岡以外に次の観光地を訪れた。

小岩井牧場、遠野、陸中海岸、八幡平、十和田湖、奥入瀬、平泉、鳴子温泉、宮城蔵王など、楽しさ満杯の東北旅行であった。

4. 及川会員について

 及川さんは岩手県では唯一人のLSC会員で、昭和18年生まれ。学生時代の専攻は建築で、国鉄に入社後建築・工事・基盤整備事業・マンション開発・街づくり開発などの分野で活躍。JR系列のホテル経営にも参画され幅広い人脈を形成。JRを定年退職後は不動産賃貸業及びコンサルタンツ業務で独立、現在に至る。

 アパート2部屋をLSCのためにタダ同然でご提供いただき、冬スキー、春スキー、桜、新緑、紅葉の季節にお誘い旅行を呼び掛けていただいている。

 今回は毎日盛岡駅への送り迎えをしていただき、盛岡市内・八幡平・陸中海岸12日など、ご自身で車を運転してご案内頂き、大いに恐縮した。

 今後お世話になるにしても、及川さんの仕事に支障をきたさない範囲内で、アパートの提供・旅行計画へのアドバイス・何度かの会食程度に留めるべきで、それ以外は及川さんの「LSC会員と接触したい」というお気持ちの範囲内に限定することが肝要であろう。

 何はともあれ及川さんはLSCにとっては実に有難い存在で、今後もご迷惑をお掛けしないように心掛けながら、ご好意に甘えさせていただこうと思う。

 及川さん、本当に有難うございました。

5. 及川会員のアパート

 LSC会員の及川さんからご提供いただいたアパート(メゾンサカエ)は盛岡駅から歩いて15分と大変便利なところにある。盛岡駅までの途中にコンビニ、大型スーパー、クリーニング屋など生活に必要な機能は殆どある。駅まで行けばそれこそ何でもある。メインの繁華街へは盛岡駅からさらに10分ほど歩く。

 部屋の広さは6畳の和室2間と台所と風呂・トイレで、2人なら実に快適、3人ならまずまずだが、4人では相当窮屈に感じる。

ご提供頂いている部屋は2部屋なので、4〜6人なら快適に過ごせる。8人までは可能だが、それ以上の人数で行くのであれば及川さんからリーズナブルなホテルやアパートも紹介してもらえる。

部屋毎の設備を紹介しよう。

・どちらの部屋にもあるもの:キッチン、エアコン、電子レンジ、風呂、寝具

201号室のみにあるもの: 冷蔵庫、洗濯機

202号室のみにあるもの: 掃除機、料理道具、食器類

従って食事は202号室ですることになる。

 東北地方に行かれる方は及川会員に相談されることをお勧めします。

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