ニュージーランド南島ドライブ旅行
                         2005年1月10日〜1月26日                 常田壽彦・桂子
                                 クリックして下さい大きい画面になります。
 テカポはとても美しい湖でした。トルコブルーの湖水、初夏の花々が咲き乱れまるで天国に通じる道の様でした。湖畔にカソリックの教会があり
真中の写真は教会の祭壇です。
 最高の金婚記念旅行になりました。(75歳・71歳)  全ての神々・人々・森羅万象にただただ感謝・感謝あるのみです。
「地球の歩き方・ニュージランド(05〜06年版)」の表紙の絵はテカポ湖の絵であることに気付きました。
                    日程概要
1月10日 関空17:35 発
1月11日 オークランド経由 クライストチャーチ(Chch) 11:20着
1月12日 アカロア・バンクス半島 ドライブ
1月13日 クライストチャーチ市内観光・ハグレ公園・植物園
1月14日 クライストチャーチ>>テカポ  周辺ドライブ散策
1月15日 アオラキ/マウントクック ビレッジ周辺ケアポイント迄散策
1月16日 テカポ周辺ドライブ・散策
1月17日 テカポ>>クイーンズタウンへ クイーンズタウン・ガーデェン散策
1月18日 牧場見学ツアー  ロープウエイでスカイラインコンプレックス
1月19日 クイーンズタウン>>テアナウ  テアナウ洞窟ツアー(土螢)
1月20日 ミルフォードサウンド観光
1月21日 テアナウ>>ダニーデン観光>オマル ブルーペンギン・コロニー
1月22日 オマル>モエラキボルダー(球形巨岩)>>ワイナリー>>Chch
1月23日 Mtヴァーモン公園散策、 モナ・ベイル邸・園散策
1月24日 ダイヤモンドハーバー・リトルトン Chch市内買い物
1月25日 Chch空港11:00発 オークランド 12:20着 オークランド観光
1月26日 オークランド 8:55発 関空 16:10着

       総走行距離 1940km

マウントックク
3754m

プカキ湖
マウントクックからの水で出来た湖

ハグレー公園エボン川
クライストチャーチ

至る所にルビナスの群生がありました。

クイーンズタウン俯瞰

ゴルフ場にあった
「期間会員案内」

テアナウ湖
ミルフォードサウンド
今年(飛鳥丸)が寄航する

ビクトリアハーバーで見かけた綺麗な庭
ここの小父さんに庭を見せてもらい話しました

ダイヤモンドハーバー
の近く

クライスストチャーチ山手住宅地から見る夕焼

    ニュージランドの旅で改めて気付いたこと(本当にそうでした)

1.日本円からNZドルへの交換
  
司波さんの「私の選んだNZ長期滞在の手引き」に「日本では換金してこないで下さい。大変レートが悪いです。」と折角書いていただいているのに、現地通貨を持たないことの不安と何時もの習慣で関空で矢張り何がしか換金してしまいましたが、¥83.29=NZ$1 でした。
現地で(イーストウインド両替サービス店では ¥76.27=NZ$1 更にVISAを使った時のレートは大体¥72.68位でした。 (同日ではないので少し誤差はありますが、大体これくらい差がありました。)


2.レンタカー

  
Kydzレンタカー(kydzrentcars@xtra.co.nz)を司波さんから紹介いただき利用しました。13日間NZ$507でした。
(車はトヨタ・カムリ2000cc走行17万Kmですが。)
Hertzを日本で日本人が予約すると2倍位、日本で米英人が予約すると1.5倍位。アイルランドのレンタカーもそうでしたが、日本人が予約すると2倍位高かったのです。イギリス国内ではそうでもありませんでした。
  Kydzレンタカーの場合、日本人女性が契約窓口で、親切で大変楽でした。日本車は古くても信頼性が高く、レンタカーは殆ど日本車とのことです。
  NZのエンタカー代が特に安いのは人身事故の費用は一切国が見てくれるので、其の分保険が安いからだそうです。


3.NZ道路が滑りやすいこと。

  
アスファルト舗装がややタール分が少ない所為でしょうか、「スリップし易いですよ。」と聞いていました。普通に走行している分には何も感じませんでしたが、テカポからクイーンズタウンに向かう途中の峠下り坂で普通に減速して走っていて少しブレーキを踏んで、見事にスピンし150度程回転しました。幸い前のバンパーを擦ったでけで支障はありませんでした。
  ・・契約付随の資料に・・カーブ内ではブレーキを強く踏まないで下さい。タイヤがロックしてしまうことがある。・・と書いてあります。---(決して強く踏んでいません。40年の運転歴で初めてです。)


4.NZの道路が分かりやすいこと。

  
道路標識の文字が少し小さく見難いと思っていましたが、南島で人口100万人の所為でしょうか、道路が簡単で街の小さいので非常に分かり易かったです。

5.紫外線が強いこと。

  
空気が綺麗な所為か、南極に近い所為か夏の紫外線がとても強いです。半袖・手袋無しで運転していて腕に水脹れが出来てしまいました。女性でなくても長袖・手袋が欲しいと思いました。同じ明るさでもハワイの日光より紫外線がキツイと感じました。

6.ラム・ホーゲット・マトン

  
羊肉にこの3段階があること。ラムは生後1〜1.5年(体重10kg位)まで、ホーゲットは1.5〜2.5年、マトンは3年〜 とランクが分かれていてること。 ラムは量が少なく高価ですが、本当のラムは本当に美味しいことが分かりました。

7.牛肉の安いこと。

  
上質サーロイン200gが日本円にして400円位。バター・赤ワイン・醤油で結構美味しいです。なお、消費税は内税で12.5%でした。

8.ゴルフ代の安いこと。
  
クライストチャーチからダイヤモンドダイヤモンドハーバーへの途中30分位行った所のゴルフ場で写真に撮った様な張り紙を見ました。11・12・1・2月4ヶ月のプレイ代が何とNZ$120でした。

9.写真は撮れない絵葉書がない観光
  
テアナウからモーターボートでテアナウ湖を40分程行った所に「ツチボタル洞窟」があります。鍾乳洞の奥に生息する「ツチボタル」が発光する幻想的なまるで星空を見るような感じですが、写真は撮らしてくれません。勿論、フラッシュを使えば写らないでしょうし、工夫して撮れたにしてもまるで星空の様にみえるでしょうし、一寸難しいのかも知れません。
  それでか何故か絵ハガキも売ってないのです。見た人の脳裏に留めて置くだけしかないのでしょうか。
  
  東海岸「オマル」の街から少し海岸沿いに行った所に「ブルーペンギンの営巣地」があります。午後10時半頃から親ペンギンが餌をお腹一杯に溜め込んで岩場の海岸に帰り着き岩場をよちよち登り歩き子ペンギンの待っている巣に近づくと、子ペンギンが巣からよちよち出てきて親ペンギンに駆け寄り餌を貰うシーンを見ることが出来ます。
とても可愛いものです。
これが写真禁止です。VTRも禁止しています。これも良い絵葉書を売ってないのです。何故か分かりません。
  さきの「ツチボタル」と違って専門的に撮れば可愛いシーンが撮れると思うのですが。・・・・

  それに引き換え、クイーンズタウンでの「牧場見学」は羊犬がそれこそ動物(的)感覚で羊の群れを誘導するのも見事・見物なら、牧場に行く行き帰りの船(アーンスロー号1912年造)のデッキでピアノ伴奏でポピュラーな民謡(日本民謡も含む)の合唱は全員参加型でとても楽しいものでした。

10.国家財政が今年も黒字
で議会に減税案が出されるとか。福祉制度が充分(スエーデンに次で世 界で2番目とか)で悩みは国民の貯蓄意識が低いこと。
豊な所為か「衣食足りて礼節を知る」・・人々が親切で感じが良い。
  レジャーボート・モバイル住宅も沢山見かけ、夏休みのシーズンとあってレジャーに出かけている人が多かったです。


11.関空からの出発・帰国
ではオークランドでの乗り継ぎが殆どですが、出来れば稀にある直行便、乗継にしても当日内にChchに到着するとか、当日関空に飛ぶ便を選ぶと楽です。
  乗継ですとオークランドで入国・出国検査で荷物取り出し預け入れを伴い面倒。また次の日になる便だと、オークランド宿泊で面倒です。


12.免税店で「現金+カード」での買物
  
帰国の際、現地通貨は残ると困るものですが、オークランドの免税店では有るだけの現地通過(硬貨も含めて)と不足分をカードで支払うことが出来て、NZ$手持ち「0」で帰国することが出来ました。

13.NZは入国時、ゲートを出る前にも免税店があります。
(普通は日本出国時に免税店があるだけ)クライストチャーチにもオークランドにもありますが、オークランド乗継の時はオークランドでNZ入国の時だけ利用出来て乗り継いだ国内線でクライストチャーチ空港を出る時は免税店はありません。

14.NZ出国の時に出国税をNZ$25/人とられます。カードで支払可能です。

15.今回の旅は気楽でした。
  
事前に「NZ同好会」「巨泉する会」の世話役の司波さんのアドバイス、や現地で大変お世話になったことです。情報が的確で多かったことです。
今回もう一つはNZでは観光業で働いている若い日本人女性が多かったからです。
  レンタカーの実務・クライストチャーチのインフォーメーションセンター・ミルフォードの観光船・携帯電話の貸付窓口・若い日本人夫婦が経営するテカポの景色の良い宿舎「TEKAPO B2」等々、日本語で話が出来て楽でした。 
昨年イギリス・アイルランドをドライブした時、英語は自信なく、頼る人もなく、心細さはまるで宇宙旅行に出かけるような不安さがありましたが、今回はまるで気楽でした。

16.NZにスティされている方がとても明るく元気でした。
  現地で会ったLSC会員の皆さんは、毎日ゴルフ、碁、テニス、ハイキング、バーベキュー、稽古事に取り組んでおられとても生き生きと楽しく過ごしておられるのが印象的でした。
  

このページトップへ      旅行記目次へ         関西HPトップへ