1.ステイの概要 | 2.日台交流計画 |
3.歓迎会 | 4.プレゼント |
5.歌唱指導&カラオケ | 6. サイクリング |
1.ステイの概要 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回のステイは従来のステイとは趣が大きく異なる。今まではステイ先で付き合うのは大半が日本人ステイヤーで、現地の方々との付き合いはあまりない。今回は地元民との付き合いを大幅に増やし「日台交流」を旗印としたステイである。 台湾には銀髪協会(TARP・・・Taiwan Association of Retired Person)という組織がある。台湾各地に支部があり、その中でも新竹 TARP は会員数 1,400 人を数える台湾最大の組織である。今回は新竹 TARP の林幼美前理事長の強いお誘いと全面的なご協力を得て実現したものであり、海外ロングステイの新しいステイスタイルの確立を目指している。 日程 2013.11.15~12.15 31 日間 場所 新竹市「東星駿業コンド」 人数 23 人 このコンドミニアムは林前理事長の持ちビルを我々ロングステイ用にわざわざ改装して頂いた。場所は北新竹駅の駅前にあり大変便利である。 今回の新竹通信は地元民との交流を中心にご報告致します。 (注)ロングステイとは同じコンド(又はホテル)に1ケ月以上滞在する形態⇒以後ステイという。転々と場所を変えて1ヶ月以上続ける旅行はロングトラベルと言い、ロングステイとは区別して使います。(これは神原独自の用法でオーソライズされた表現ではありません)
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2.日台交流計画 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今回のステイに際し、現地でどんなプログラムを考えているか問い合わせたら下記の通り 滞在31日間のうち21日間の行事が提案された。これでは自由時間が殆どないので、15 日間に削減をお願いし、変更実施案になった。(オレンジ色は物にした案) この実施案でも濃密な内容であり、更にそれ以外にも Free day に個別にハイキング、展覧会、食事会等々のお誘いがあり、参加者それぞれに地元民との交流を楽しんでいる。
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3.歓迎会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到着の翌日早速歓迎会をしてくれた。当方参加者18人に加え台北から応援に駆け付けてくれた頼文禮会員の19人。対する台湾方約25人、全て新竹 TARP
のメンバーである。片言ででも日本語の出来る人は約1/3くらい。 歓迎会は何となく始まり、直ぐに飲食・雑談に花が咲き、日本のような堅苦しさは微塵もない。 途中で林幼美新竹 TARP 前理事長(コンドミニアムのオーナーでもある)の実に簡単な歓迎の辞、私から簡単な返礼の謝辞が唯一の挨拶らしきもの。後は自然発生的にいくつかのグループが形成され、初対面とも思えない盛り上がり、台湾人の陽気さが固さをほぐしてくれる。 あるテーブルで日本の歌が歌われると、それを切っ掛けにして大カラオケ合戦。歌うわ、踊るわ、あちこちで記念撮影のオンパレード、初日から大いに盛り上がった歓迎会だった。 終わった後の片づけも日台合同で和やかなこと、和やかなこと。 簡単な答礼挨拶、左は林オーナー、右は LSC 頼会員 和やかな交流 台湾の女性は活発 |
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4.プレゼント | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
到着早々コンドミニアムの林オーナーから参加者全員にプレゼントが用意されていた。 それは名前入りのコップである。これは地元で著名な陶芸家「葉佐燁」さんに依頼して焼いてもらったものとのこと。 たまたまこの時期に陶芸展が開催されていて、これも Free day に鄭さんという TARP メンバーに案内してもらい 11 人が見に出掛けた。ここでも TARP(銀髪族協会)メンバー10 人ほどが我々のサポートのため来てくれた。陶芸展を見た後、葉佐燁さんの窯元「古峰窯」を訪れ見学させていただいた。陶芸展会場から窯元までの足は TARP メンバー提供 の車での送り迎え、謝々!謝々! 工房や作品を見学した後、コーヒー、お菓子、果物等が当然の如く振る舞われ恐縮この上なし。
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18 携帯の追加チャージ |
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ケイタイのプリペイド金額がなくなり、追加チャージに出掛けた。2か所で訊いてようやくケイタイの会社に辿り着いたが、そこでは私のケイタイの中華電信の分は取り扱っていなかった。 店員は私をセブンイレブンに連れて行き、追加チャージ分を機械で買ってくれたが、それをどのようにして電話機に入れ込むのかが店でも判らない。その店員はさらに中華電信取扱いの会社まで私を連れて行ってくれ、そこでようやくチャージすることが出来た。彼はチャージが完了し、私がそれを確認するまでずっとついていてくれた。それにしてもなんと親切なことか、日本人も親切だがここまではしないだろう。 (余談) 台湾でシムカード購入する際パスポートの提示や場所によっては保証人の要求までされることがある。しかし空港であれば何の提示もなく無条件でシムカードの購入が出来るので、シムカードは空港で買うに限る。 |
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19 ご馳走になったお話 |
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★1か月の滞在中何回もご馳走になった。 *銀髪族協会(TARP)主催の歓迎パーティとさよならパーティ *日本人参加者全員でTARPメンバーの個人から食事に招待された(新竹と台北で各1回) *TARP前理事長(コンドのオーナー)の林さんの自宅で全員がご馳走になった。 *ハイキングの際全員昼食をご馳走になったが、どなたの奢りかは不明。 ※それ以外に参加者が個人的にご馳走になったケースは何度かあったようだが把握はしていない。 ★時間がなくてご招待を辞退したもの *あるTARP会員から全員がご招待いただきながら辞退したのが1回。 *個人的には私も数人からお誘いを受けたが、全て辞退。 以上のように何回もご馳走になったが、お返しらしいものは感謝パーティを1回やっただけで何も出来ていない。台湾に詳しい人に聞くと「気持ちよくお受けした方が良 い」「お返しは要らないが行くとき気持ちだけ何か細やかなものでも良いので持参す ると良い」とのこと。それを頼りに有難くご馳走になった。今年行くとき心ばかりの 印を何か持参すべく現在物色中である。どなたかアドバイス下さることを期待してい ます。 |
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サヨナラパーティ |
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歓迎会でのご馳走 | 大学でも昼食をご馳走になった | |
誕生日にはケーキもプレゼントされた | 台北でもご馳走になった |
20 謝恩パーティー |
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今まで報告した通り、新竹銀髪族協会(TARP)メンバーには言葉では表現できないくらいお世話になった。それに報いることは出来ないが、せめてもの感謝の気持ちを表したいと謝恩パーティをした。 女性陣総出で日本料理を作って振る舞ったところ大変好評であった。材料も道具も満足に揃わない中、美味しい日本料理を作ってくれた女性陣に感謝!感謝! そこでハプニングが起こった。謝恩会の2日後が私の74歳の誕生日ということを知った姉妹のメンバーが特大のケーキ、年齢の74を模ったローソク、台湾でのお祝い行事に付き物の台湾式ゼンザイを50名分ほど、さらにはお祝いメッセージに手作りの箸ケースをプレゼントされた。嬉しいやら気恥ずかしいやら、でも彼女らの心遣いには心底より感謝している。 お返しに下手な「俵星玄蕃」を披露し拍手喝采(ほんまかいな?)を浴びた(ことにしておこう)。 《おまけ》 日本から持参したアマノフーズのインスタントみそ汁が意外に好評であった。固形にお湯を注ぐだけで美味しいみそ汁になる、大げさに言えばジャパニーズマジックか。 |
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謝恩パーティ風景 |
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日本の女性軍の力作料理 | コンドミニアムのオーナーご夫妻と三男 | |
私の 74 歳の誕生日を祝ってくれた | ケーキ、手製のマイ箸袋をプレゼントしてくれた林姉妹 | |
特にお世話になったオーナーご夫妻に花束贈呈 |
21 さよならパーティー |
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帰国前日さよならパーティを開いていただいた。料理は林オーナーや林姉妹などが作ってくれたが、それ以上に TARP 会員が夫々に作った自慢の料理が持ち込まれ凄いボリュームとなった。味も今までのパーティでは一番美味しかったと思う。 お酒も紹興酒、ウイスキー、ワイン、ビールなど飲みきれない量が用意され、残ったものの一部は我々が頂いた。これも会員からの差し入れ。 1 ヶ月近くの交流の後だけにお互いに顔見知りで和気藹々で時は流れ、最後は例によってカラオケ合戦。翌年の再会を約してお開きとなった。 その上 2 名の方から全員にお土産を頂き、なんとお礼を言っていいやら・・・。 更にパーティの模様を写真に撮って翌日早々雨の中、我々が出発する前に CD に焼いて届けて下さった。最後の最後まで感謝!感激! |
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会員が自慢の料理を持参、凄いボリュームとなった |
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日台合同で準備作業、お互いに気心が知れ和気藹々 | お酒も TARP 会員からの差し入れ | |
パーティの途中で即席太極拳教室。 | パーティの途中新竹県政府と宜蘭観光局から「来年も是非お越し下さい。お待ちしています」と挨拶に見えた。 | |
最後はカラオケで |
22 少年探偵団の見た台湾 |
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今まで付き合った台湾の人たちの印象をまとめてみた。 1日本人大好き とにかく日本人が好き。日本人との付き合いは他の人に誇示できると感じているようだ。 2バスや電車では席を譲る 日本人は殆ど譲らないが台湾では殆ど譲ってくれる。数人が一斉に立ち上がることも多い。 3写真を撮られること大好き とにかく写真が好き。数人で記念撮影していると次から次へと入ってきて、なかなか終わらない。 4カラオケ大好き(特に日本の演歌) 食事会、バス旅行などではカラオケが付きもの。特にの日本の演歌が大好き。 毎週1回日本の新曲のレッスンを受けている人が多く、我々が知らない日本の演歌をよく知っている。 5形式ばったことはしない 例えば歓迎パーティ、日本なら最初に偉い人の挨拶、〆の挨拶など決まりがあるが台湾ではそんな 形式的なことはしない。実質本位。 6服装拘らない 今回役所や議会、大学等に何回か表敬訪問した。市長、議長、学長等に挨拶するが相手が背広 ネクタイでもこちらの服装はジャケット、ネクタイ無しのラフな服装で OK。 7時間にルーズ 色んな会合を持ったが開始時間になっても半分くらいしか集まらず、途中でパラパラ集まる。 終了時間も何となく流れ解散的で、終了時には半分くらい減っている場合場多い。 勿論公式行事なら別なのだろうと思うが・・・。 8食事の際酒は飲まない 日本は食事会にアルコールは付き物だが台湾では食事の時にアルコールを飲む人は少ない。 飲むのは食事が終わってからで、飲みだすと日本人よりは強い。 9乾杯はしない 食事を始める際日本では乾杯してから始めるが台湾ではそんな儀式はなく、料理の来た人から 勝手に始める。 10割り勘はない 日本では割り勘が殆どだが台湾では学生コンパ等の例外を除いて割り勘はしない。 声を掛けた人、お金持ちの人、年配者等が払う。誰が払うかは暗黙の了解で判るらしい。 11写真はスマホかタブレット 日本は写真を撮るのはデジカメが主流だが、台湾ではスマホかタブレットが主流。 スマホの普及率、活用率は圧倒的に日本より進んでいる。 12車優先、バイクのマナー悪い 車のマナーは悪い。特にバイクのマナーは悪いし数も多いので鬱陶しい。 歩行者は青信号でも安心して渡らない方が良い。 |
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23 終わりに |
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今回は新竹銀髪族協会(TARP)の皆さんに言葉では言い尽くせないほどお世話になった。 今年も 20 名・1 ヵ月のステイを 3 回実施し、再びお世話になることにした。 TARP との付き合いは一昨年秋に大阪で 7 日間に亘って実施したロングステイクラブの会合に 16 名の TARP 幹部が参加したことに端を発している。その際彼等は熱心に「是非台湾にいらっしゃい」と誘ってくれた。中でも最も熱心に誘って下さったのが今回訪れた新竹 TARP の林幼美理事長(当時)で、手厚い お・も・て・な・しはご報告した通り。日本のオモテナシをはるかに超えるものであった。 2 月には熱心に誘って下さったもう一つの高雄 TARP を頼って 25 日間の高雄ステイをします。 組織力では新竹に大きく見劣りすると聞いていますが、幹事長の謝長竣さんは熱意の人と聞いています。さてどんな交流が待っているか、そのご報告は新竹通信に引き続いて高雄通信でご報告します。 |
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林幼美前理事長とご主人 | 孫にメロメロ | ||
林幼美前理事長 | 高雄の黄理事長(前列右から 2 番目、謝幹事長(後列左) | ||
謝幹事長(中)と蔡理事(通訳)(右) |