夏の台中体験ツアー

2013年6月22日〜6月28日

レポート : 箱崎正次

 

 神原克收会員企画ののお誘い旅行で夏の台中を体験するツアーに27名が参加しました。
ほぼ同時進行の報告が出来ればと思います。毎日の行事の合間をぬっての投稿です。
スピード重視の投稿で、データ等の確認不十分なことによる間違いがあるかもしれませんがご了承ください。                                   箱崎正次
 

そのT 
 22日台北空港まで大型バスでお迎えに来ていただき約2時間の乗車で今回の宿泊コンド「振英会館」に到着しました。早速歓迎会を開いていただいて27名はじめての顔合わせと豪華料理で明日からのツアーに備えます。 
 
振英会館    歓迎パーティーの料理
 
     
 
     

そのU 
 23日は台中市内を見学しました。大仏様とおなかの出具合を比べましたが・・・。
南天宮では屋上で巨大な像がお出迎えです。孔子廟の外観は日本の禅寺のような静かな感じですが中に入ると七色の色彩です。香薫新楽園では日本統治時代の街並みが復元されていました。その昔を思い出させるレトロな映画の看板等もありました。階段を登り2階のレストランで昼食です。午後は台湾国立美術館で現代アート、書画、写真(CAPAの写真展)を見学しました。館内は非常に広く、一巡するだけで1時間はかかります。驚いたことに入園料は無料です。次は若者に人気の夜市です。夕方にもかかわらず多くの若者が散策していました。我々も若者に混じり食べ歩きをしながら夜市を楽しみました。少しハードな一日でしたが満足しました。
 
   
 宝覚寺大仏像    南天宮
 
孔子廟    香薫新楽園
 
台湾国立美術館    逢甲夜市 

そのV
 
 24日は、少し空模様が心配でしたが元気に鶏頭森林自然教育園区の散策に出発です。同公園は大学実験林場で園内には杉等の人工林があります。園内の大学池には孟宗竹で作られた弓状の橋がかけられています。10人までとの表示があるのですが誰も管理していないので定員オーバーの時もありました。
次は妖怪村です。それほど妖怪の雰囲気は感じられませんでしたが、道路沿いの売店では新鮮な野菜や珍しい加工食品が並んでいて、それぞれ好みの味を見つけて買い込みました。昼食は自由に食べ歩きを楽しみました。
最後は鹿県荘で台湾茶芸の講習を受けました。その後自分達で作法道理に台湾茶をたてて台湾茶を堪能しました。心配していた雨にも降られず、一日楽しみました。
 
鶏頭森林公園     鶏頭森林公園 大学池 
 
受講風景    鹿県荘茶芸 
 
妖怪村 買い物     

そのW 
 天気が不安定な中、予定通り振英会館を出発しました。龍山寺に着くと雨が降って来ました。晴天の日でもしっとりと落ち着きのあるお寺だそうですが、確かに雨に煙るお寺はよりいっそう趣のある風情でした。
そこからバスで少しの「鹿港民族文物館」を見学しました。200年前の建物に衣食住や娯楽、宗教等に関連した文物が多数展示されていて古き時代の様子をうかがい知ることができました。
激しく雨の降る中「天后宮」に到着しました。門の天井は釘を使わず見事に八角に組み立てられ精密な細工が施されていています。予定していた付近の店の見学と食べ歩き散策は強い雨のため中止してレストランで昼食です。最後は「梧棲漁港」で新鮮な海産物市場を見て歩き、買物をしました。カニの爪とエビを買って帰り夕食のおかずにお腹一杯食べ大満足です。
 
 
     
 
     
 
     

そのX 
 今日はフリーの日で各々希望のところに行きました。24日に体験した台湾茶芸よりもハイレベルの茶芸を体験した人や、三越でショッピング、台中市役所の見学等をされたりと様々な過ごし方があったようです。
私たちは市バスに乗って台中駅まで行き台中公園等を散策しました。日本語をたくみに話す老婦人やインフォメーションの女性、駐車取締り中のおまわりさん等公務執行中にいいのかなと思うほど気さくに写真撮影をOKしてくれたことなど驚くことがたくさんありました。かなりの時間を割いて日本語の文字を調べてから道案内をしてくれたおまわりさんにも感動しました。それぞれの方に本当に親切に対応してもらい楽しい交流ができました。
夜はタクシーに分乗して昔の住居用建物を利用したレトロなレストランで「お別れパーティー」をしました。
鶏一羽をはじめ食べ切れないほどの料理が出され今日もお腹一杯になりました。振英会館のスタッフにも参加していただき、円卓3卓を囲んで会話も弾みました。
振英会館に帰ってからカラオケを楽しむ人もあり、盛りだくさんのイベントがあった楽しく長い一日が終わりました。
 
 
     
 
     
 
     
 
     
 
     

そのY 
ツアー最後の日は「中台禅寺」に参拝しました。
周りを山に囲まれた広大な敷地内で僧侶修行を始め社会教育、学校教育(小、中、高校)が行われており、さながら宗教都市を想起させるものでした。振英会館からの申込と言うことで一般観光客が入ることの出来ない区域まで案内していただきました。
お昼はレストランでまたたっぷりの中華料理をご馳走になりました。
午後は台湾の中心を示す「地理中心碑」を見学しました。
「埔里酒廠」の二階の展示室で紹興酒の製造工程を学び、一階の物産展では紹興酒を使ったお菓子等を買うことが出来ます。
最後に「紙の教堂・ペーパードーム」に行きました。同ドームは、阪神大震災当時神戸市長田区の鷹取カトリック教会で救援の拠点として、また地域の人々の心の拠り所となるイベント会場として利用されました。
その後10年を経て同じく大地震に見舞われた埔里に移築され地域のコミュニティー作りの拠点として利用されています。


エピローグ 
 夏の台中体験ツアーも無事終わりました。
楽しく、充実したツアーが体験できたのは神原さんのお陰だと感謝しています。
振英会館のスタッフも毎日ツアーに同行していただき大変お世話になりました。
暑い夏の台中での連日のツアーは体力が要りますが、皆さんに支えられて無事ツアーを終えることが出来て喜んでいます。
ツアーと同時進行で報告することを目標にしたため、施設の説明も不十分で「見ました、食べました」の多いお粗末な内容の報告になってしまいました。
また、内容について正確な記述が出来ていない部分も有るかと思いますがご了承ください。
次回は避寒を目的に台中を訪問・ステイしたいと思います。

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